みなさん、こんにちは、ほんのりです。
6月中旬、今回は緑枝接ぎを教わりました。
途中から別の品種に変えることができるもの?
接ぎ木とは
簡単な説明をすると、成長した木の枝に別の品種の枝を挿して、途中から別の品種にすることです。
Before
After
この方法だと、木を植え替えると収穫までに4年ぐらいまでかかってしまいますが、数年で別の品種で収穫できるメリットがあります。
また、1つの木でもこの枝はシャインマスカット、別の枝は巨峰とかにすることができるとのこと。
すげー、知らないとびっくりしそう。
別の品種の枝を用意して、成長した木の枝に刺すのですが、11月に収穫した茶色い枝を使う方法と6月ぐらいに成長している緑の枝を使う方法があります。
今回は、巨峰と同じ畑にあるシャインマスカットの枝を切ってきて、巨峰の枝に接ぎ木する緑枝接ぎです。
緑枝接ぎ
巨峰の木の枝をカットし、シャインマスカットの枝をつなげます。
- 巨峰の枝を2芽ぐらいでカットします
- カットした巨峰の枝の真ん中にカッターで切り込みを入れます
- 巨峰の枝と同じぐらいの太さのシャインマスカットの枝をとってきます
- シャインマスカットの枝をカッターで上下面をカットし、くさび形(V字)にします
- カットすると緑色の部分が出てくるのですが、この色を多く出すと繋がりやすくなるとのこと
- 巨峰の枝に入れた切り込みに、くさび形のシャインマスカットの枝を差し込みます
- 挿した枝の切り込み部分全体をテープ(ニューメデール)で覆います
- テープを伸ばしながら巻いていきます
- 挿した木のカットされている頭の部分もテープで覆います