みなさん、こんにちは。

ほんのりです。

5月作業のまとめになります。

 

ほんのり
昨年は初めての作業でした

垣根づくりの甲州

まずは垣根の甲州の作業です。

摘心と誘引をしていきます。

摘心

枝の成長を止め、ぶどうに栄養を集中するために摘心します。

ちなみにぶどうはこんな状態です。

まだまだですね。

誘引

垣根の針金からはみ出している枝を中に入れます。

針金に編む様にして、枝をまっすぐ立つようにします。

この時期に入れておかないと、大きくなったり、固くなったりで

垣根の中にいれられなくなります。

垣根に入っていないと、風に吹かれてよれてしまったり、

日当たりや風通しが悪くなってしまいます。

 

Before

 

After

枝と枝がくっついているものは、ほぐして日当たり、風通しを良くしてあげます。

ただ、綺麗にすることにこだわりすぎると、枝の向きを無理やり曲げたりすることになり、

栄養が届きにくくなってしまいます。

ぶどうのことを考え、木なりにしてあげることが重要です。

 

最後に作業後の風景を撮ってみました。

 

一文字短梢のメルロー

メルローは誘引作業です。

上に立っている枝を下ろし、針金の下に通して寝かします。

枝を下ろすときに折ってしまったときがあり、申し訳ない気持ちになります。

ここも綺麗に真っ直ぐにしようとせず、木なりにしてあげるのが重要です。

誘引前

 

誘引後

 

シャインマスカットの房づくり

シャインマスカットは房づくりです。

ぶどうの粒の上の方を手で一気に捲し上げて取り除きます。

下に少しあるだけでぶどうの房になるのは毎度驚きです。

Before

 

After

これはちょっと残しすぎですかね。

3〜4cmぐらい残せばよいので。

 

一枝に1房にして木を弱らせないようにします。

残す房は、枝元に近い房を優先します。

うまく育たないことも考慮し、2房残して最後に落とすこともあります。

いっぱいあった房も落とすとすっきりになってしまいます。

Before

 

After

 

あと房前が分かれてたり、扁平になっているものは、うまく育たないので、

房を落とすか、房先を半分落としたりします。

 

1番目を使わずに、枝元から2番目の房を残したり、肩と呼ばれる房元の小さい方を使うこともあります。

こちらは肩を残したものです。

落とした方の枝の方が太いのがわかると思います。

大きく育ちすぎず、後の房づくりが楽になるなるので、

肩だけ使っている農家さんもいます。

 

ちなみにぶどうの花が咲いているものもありました。

線香花火みたいになっていると開花してます。

最後に

上を向いた作業が続くので首と肩がやられました。

毎日作業している方々は痛くないようです。

まだまだ修行が必要です。

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