みなさん、こんにちは。
ほんのりです。
今回はぶどうの病気との戦いです。
その名も黒とう病。
シャインマスカットによく発症する病気です。
今年植えた苗に早速現れました。
黒とう病って?
ぶどうの葉や枝、房に出る黒い斑点の病気です。
雨を介してどんどん広がります。
新梢や新葉は感染しやすいです。
1年目はあまり出ないとか、
病気は他の木から感染ることあるけど、この畑1年目の苗しかないから、
感染率低いはずなんですが、、、。
ま、出たものはしょうがない。
下記は1年目のシャインマスカットの葉に出た黒とう病です。
新梢にも、、、。
黒とう病の経過観察
シャインマスカットの成長と共に、病気の遷移を見てみましょう。
4月上旬:定植直後
さすがに病気はないですよね。
4月後半:発芽
無事発芽してくれました。
4月後半:展葉3枚
順調に成長しております。まだ病気の気配はなし。
5月上旬:展葉5枚
拡大すると葉に病気が出てます。
当時はまったく気づきませんでした。
1年目に出ると思ってなかったので。
5月中旬:展葉6枚
この時点で黒とう病ということに気づきました。
葉を落としておけば良かったのですが、黒とう病対策もわかっておらず、
そのうち治るかなぐらいの気でいました。
5月下旬:展葉8枚
黒とう病が他の葉にも広がってます。
ここで消毒をしました。遅いですかね、、、。
消毒作業
社長に消毒一式を準備して頂き、作業を行うことになりました。
お薬
まずお薬ですが、治療する薬と予防する薬と2種類に分けられるようです。
初回は治療の薬を使います。
オンリーワン!
名前がいいですね。
オンリーワンに加え、べと病対策のリドミルと虫対策のスカウトを加えたスペシャルブレンドを使わせて頂きました。
この後、別の日にも消毒をしたのですが、このときは予防の薬のジマンダイセンを使いました。
こちらの名前もなんか印象的なんですよね。
機械
1年目の苗でもありそんなに消毒する量も必要ないので、
SSや大きな動噴ではなく、手押しの小さな動噴機を貸してもらいました。
薬液が25リットルぐらい入るものです。
こちらを使い消毒をしていきます。
作業風景を動画に撮りました。
撮影しながらの片手なのでぎこちないですが。
手間のかかる子ほどかわいいもので、気になってしまいますが、
過保護にしてもだめと言われ、良い加減で育てていきたいと思います。
治ってくれるといいけど。
病気の状況は継続してお伝えします。