みなさん、こんにちは。

ほんのりです。

8月の作業まとめになります。

 

ほんのり
山場は越したと言いますが、やることはいっぱいです。

 

房落とし(ベーリーA)

赤ワイン用のぶどうは、色がこないと商品にならないので、多く取ることより品質を重視します。

そのため、2番なりを落とすのと、一枝に2つ以上の房がついていれば1つだけにします。

残す場合、枝元の1番目の方を基本優先します。

こちらが2番なりです。

後からなった小さいぶどうです。

一枝に2房ついているのこんな感じです。

ベテラン勢に比べて、私はよく見逃します。

周りがあまり見えてないし、ぶどうも見えてないなぁと思います。

草刈り

ぶどうの他の作業に追われていると、草を刈る時間もありません。

1m以上に伸びていて、どこに何があるかもわからない状態でした。

Beforeの写真を撮り忘れました、、、。

相棒のビーバー。

ナイロン製のひもで草刈りすることもありますが、この状態では刃でないと無理です。

ビーバーの使い方

複数人で作業するときは十分に間隔を開けます。

刃の回り方を考慮し、右から左に箒のように振って草を刈ります。

左から右へは歯の回りと逆になるので使いません。地面とかにあたると回転で自分の方向に向かってきたりするので危険です。

農機具は危険がいっぱいであることを常に意識する必要があります。

 

草刈り後

草の中に今年植えたぶどうが混ざっていたりで、

トラップいっぱいでした。

ぶどうとか針金とかの「ギリギリを攻めろし」とアドバイスを受けますが、

慣れていないので怖い怖い。

これも要練習です。

収穫(メルロー・巨峰)

ついに来ました!収穫の時期。

メルロー

今年一番最初の収穫はメルローです。

去年は10月ぐらいにした記憶があります。

結構、晩腐病が出てしまったので早めの収穫にしています。

ロゼ用にするので早めの収穫でもOKです。

収穫したメルローをコンテナに入れます。

 

色がきていない房や、病気や色がきていない粒は取り除きます。

Before

 

After

去年より全然病気は少ないですが、なかなか根気のいる作業です。

ぶどう栽培は、機械化の余地がある作業はたくさんあると感じます。

巨峰

続いて巨峰の収穫。

肩背負い(かたしょい)でコンテナを引っ掛け、

お腹の前にあるコンテナへ収穫した巨峰を入れていきます。

こちらが肩背負いです。

黒いベルト部分は襷掛けにして肩にかけ、金具をコンテナにひっかけます。

コンテナを装着した姿がこちら。

ぶどうの軸を短くしないように収穫します。

そういえば、観光ぶどう園でも同様に、短くするとぶどうが長持ちしないと言われました。

JA向け出荷作業(巨峰)

収穫してきた巨峰を出荷します。

作業ステップ

  1. 袋を割く
  2. 病気の粒を抜く
    1. こちらは晩腐病
  3. 形のいいもの(宅配用)、普通のもの、形の悪いもの の3つに一次仕分け
  4. サイズを測り、重さ別に仕分け
  5. サイズによって梱包方法が異なります
    1. 10号 500g以上 紙に包んで 5kg箱
    2. 11号 450〜500g 深いパック詰め フィルム 5kg箱
    3. 12号 400〜450g 作業効率化のため13号と同じ扱いに
    4. 13号 350〜400g 浅いパック詰め フィルム 浅箱に350gに丸つけ
    5. 14号 300〜400g 浅いパック詰め フィルムではなく帯 浅箱に300gに丸つけ
    6. 規格外 2房で300〜400g 浅いパック詰め 浅箱に350gに丸つけ 2房を明記

パック詰めはこちらです。

パックに入れるとき粒が取れてしまったりすると重さ足りているか測りで確認します。

箱に詰めて共選所へ出荷です。

運ぶとき重さを感じるので、自分の力不足を感じました。

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